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描いた絵の紹介や、読んだ本の感想、映画の記録、日々の出来事まで。日常の中で気づいたことを、そのまま綴っています。ふとした時間に、あなたの心にも何か届いたら嬉しいです。

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発信する側がワクワクしていないと、たぶん届かない——『東大卒、年収1100万をやめて刺しゅうをはじめたワケ』を読んで
発信する側がワクワクしていないと、たぶん届かない——『東大卒、年収1100万をやめて刺しゅうをはじめたワケ』を読んで 「北区の刺しゅう屋」というアカウントを、だいぶ前からインスタでフォローしていた。 リールの作り方が好きで、直向きに努力している様子と、投稿するたびにどんどん進化していく様子が素敵で、いつのまにか応援したくなって見ていた。中の人の名前も知らないまま、ただその雰囲気と熱量が好きだった。 だから本を出したと知って、すぐにポチった。著者の名前が田中優輝さんだと知ったのは、そのときが初めてだった。 『東大卒、年収1100万をやめて刺しゅうをはじめたワケ』。東大を出て外資系の銀行で働いていた27歳が、年収1100万円の仕事を辞めて、小さな部屋で刺しゅうを始めるまでの話。 順風満帆に見える場所から降りる話って、どこか他人事にならない。読み終わったあと、私は自分の仕事のことをずっと考えていた。 「この仕事、私じゃなくてもいいのかも」 本の中で何度も出てくるのが、成功のものさしの外側にあるものを探す感覚だった。条件はそろっている。まわりから見れば申
8月13日読了時間: 3分


「葉桜の季節に君を想うということ」読書感想文
「葉桜の季節に君を想うということ」読書感想文 贈られた一冊が開いた世界 友人が「私の好きな本なんだ」と贈ってくれた。 どんな物語が待っているのだろう。そんな期待を胸に、その夜、本を開いた。 読み始めたのは夜の10時過ぎ。気づけば深夜2時を回っていた。ページをめくる手が止まらなくて、最後の数十ページはもう「えっ?」「えっ!?」の連続だった。閉じた本を持ったまま、しばらく呆然としていた。 翌朝、まだ興奮が冷めないうちに、友人に長文のメッセージを送った。「まんまと騙された」「すごい本を贈ってくれてありがとう」と。彼女がこの体験を私に味わってほしかったのだと分かって、改めて胸が温かくなった。 心地よい語り口に潜むもの ミステリーは結構読む方だと思う。叙述トリックも、どんでん返しも、それなりに経験してきた。だから、ある程度の警戒心は持つようになっている。怪しい人物、不自然な会話、伏線らしきもの。 それなのに、この作品の前では無防備だった。語り手の声が心地よくて、その語り口に安心して身を預けていた。ユーモアがあって、時に皮肉で、でもどこか優しい。そんな声に導
1月6日読了時間: 4分
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