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YUKARI NOWへようこそ!
このブログでは、心を込めて描いたアート作品の紹介や、読んだ本の感想、映画・ドラマの記録、日々の出来事まで、日常の中にある“ときめき”や“ひらめき”を綴っています。
ふとした時間に、あなたの心にも何かが届くような、そんな場所を目指しています。

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エミリの小さな包丁:静かな余韻を感じる読書体験
森沢明夫『エミリの小さな包丁』感想。詮索しない、でも放っておかない祖父の無言の優しさに心を打たれた。食事を丁寧に作り感謝しながら食べる日常の幸せが、静かに響く一冊。
4月23日読了時間: 3分


頑張らなきゃいけない夜に、そばにいたくて。
チャーフィーは、もういない。 ノルウェージャンフォレストキャット。大きくて、やわらかくて、いつも静かにそばにいた。 いなくなってから気づいた。あの子がいるだけで、どれだけ救われていたか。 だから絵本の中で、チャーフィーはまだ生きている。ページをめくると、夜の部屋で眠っている。それが、せめてもの続きだった。 友達が、子育てで行き詰まっていた時期があった。 遠くにいて、直接会えなくて。何か言わなきゃと思うのに、言葉が見つからなかった。 言葉が届かないのは、知っていたから。 自分にも、同じ夜があった。子どもがまだ小さい頃。限界なのに、誰にも言えなかった。「大丈夫?」と聞かれるたびに、「大丈夫」と答えていた。本当は全然大丈夫じゃなかったのに。 だから、何も言えなかった。 それでも、気持ちは伝えたかった。 絵本「ねるまえのたいせつなしごと」は、 チャーフィーとココが、夜の部屋で静かにそばにいる話。何も解決しない。ただ、いる。それだけの話。 頑張らなきゃいけない夜に、そばにいたくて。 それだけです。
4月12日読了時間: 1分


花びらが空へ還る日
花びらが空へ還る日 ── 愛猫を想って描いた、愛おしい日々の記憶 空が溶けている。 青い世界に、白い雲が浮かび、花びらが舞っている。いや、「舞っている」というより、静かに浮いているというほうが正しいかもしれない。重力を忘れたように、ゆっくりと、ためらいがちに。 この絵を描いたのは、愛猫を見送った後のことだった。 描きながら思い出していたのは、窓辺で日向ぼっこをしていた姿や、朝起こしに来てくれるポフポフのおてて。心配して寄り添ってくれた時の温もり。そして、最期の日に見せてくれた、穏やかな瞳。 空と海の境界が曖昧になっている。どこまでが現実で、どこからが記憶なのか、もうわからない。ただ、この青の中に、あのときの光が確かに溶けこんでいる気がした。 花びらは、言葉にならなかった「ありがとう」のかたち。 ひとつひとつが、いっしょに過ごした日々の欠片。 風に乗せて、空の向こうへ届けたかった想いを、色に変えて散りばめた。 描き終えたとき、少しだけ、心が軽くなった気がした。 詩「空の庭で」 きみが眠った朝 窓を開けると 空に小さな花が咲いていた 誰が植えたのか
1月10日読了時間: 3分
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