うすくなる おばけ|アクリルで描いた、かわいいハロウィン
10月27日
読了時間: 2分

かわいい感じのハロウィンを描きたかった。
黒とオレンジではなくて、ミントやピンクやラベンダーで。今回は先に物語を決めてから、その一場面を描いた。

いちばん楽しかったのは、空を描いているときだった。
上のほうは星と三日月の夜、下にいくほどピンクとオレンジの夕焼け。夜と夕方がまざっていく途中の空。
それから、遠くの湖に夕日がうつって光っているところ。小さい部分だけれど、ここは気に入っている。
窓辺には、ピンクとミントとうすいオレンジのかぼちゃ。キャンディの瓶の中から、ミントいろのおばけが浮かびあがってくる。
この絵の物語は、こんなおはなし。
うすくなる おばけ
ミントいろの ちいさな おばけは
いつも すこし あせっていた
ふわふわ ただよって いないと
うすく なってしまう きがして
ももいろの かぼちゃの うえを
いったり きたり
ラベンダーの そらを
くるくる まわって
ある よる
くたびれて
キャンディの びんの なかで
ねむってしまった
めが さめると あさ
おひさまの なかで
じぶんの からだが みえない
「ああ、やっぱり きえちゃった」
でも びんの なかは
ちゃんと ひとつぶ ぶん
くぼんだまま
ゆうがた
そらが ももいろに とけるころ
おばけは また
すこしずつ うかびあがった
なにも していないのに
ひるまは
ひかりが あかるすぎて
みえなかった だけ
おばけは あくびを ひとつ
それから
もうすこしだけ ねた
物語は、息子が音読してくれた。


アクリル絵の具、キャンバスは約20cm角。
かわいいハロウィン、満足のいく一枚に仕上がって、うれしい。




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