夜になる前の、すこしのあいだ|アクリル画の夕方の空
- Yukari
- 14 時間前
- 読了時間: 2分

夜になる前の、すこしのあいだ|アクリル画の夕方の空
今日は朝から、雨がしとしと降っていた。
外に出る予定もなくて、窓の向こうの音を聞きながら、絵の具を出した。雨の日って、なんだか気持ちが落ち着く。急がなくていいよ、と言われている気がする。
描いたのは、あの日の夕方に見た空。

上のほうはまだ青くて、下のほうにいくと、ピンクとオレンジがじんわりにじんでいた。夜になる前の、ほんの少しのあいだだけ見られる色。「あ、きれい」と思って、しばらく立ち止まって見ていた。
その「あ、きれい」を、覚えているうちに描いておきたかった。
空って、毎日ちがう。同じ色は二度とない。あの日の空はもう今日にはなくて、写真に撮っても、見たときのあの感じとはちょっとちがう。だから、手で描く。うまく描こうというより、見たときの気持ちのほうを残しておきたくて。
雨の音を聞きながら、晴れていたあの日の夕方を思い出して描く。なんだか不思議だけど、その時間がすごく心地よかった。

「あの日の空」は、これからも少しずつ描きためていくシリーズです。実際に見た空も、ふと頭に浮かんだ空も、どちらも「あの日の空」として。
あなたがこの前見上げた空は、どんな色でしたか。
ねるまえに、ゆっくり空のことを思い出すような時間。そんな気持ちでつくっているものたちです。


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