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本が好きな人へ、ゆっくり届けたい映画のこと。『丘の上の本屋さん』感想

執筆者の写真: Yukari Imagawa
Yukari Imagawa
5月24日
読了時間: 2分
淡いベージュの背景に本のアイコンと、丘の上の本屋さん、本が好きな人へ、ゆっくり届けたい映画のこと、movie review | yukari now の文字がある表紙画像

本が好きな人へ、ゆっくり届けたい映画のこと。『丘の上の本屋さん』感想


Amazonプライムのおすすめ欄に出てきて、タイトルだけで気になった。「本屋さん」という言葉に引っかかって、そのまま観はじめた。

本が好きだから、というだけの理由で選んだ映画だったけど、それで十分だった。


全体に流れる、穏やかな空気のこと

「このシーンで泣いた」とか「この一言が刺さった」とかじゃない映画だと思う。

全体の雰囲気が好き、というのが一番正直な感想。


イタリアの小さな丘の上の古書店を営む老人リベロと、店の外で本を眺めていたアフリカ移民の少年エシエン。ふたりが本を通してゆっくり距離を縮めていく話。

急がない。急かさない。ただそこに、本があって、人がいる。


本が、人と人をつなぐということ

リベロは少年に、コミックから児童文学、長編小説まで次々と本を貸し与えて、感想を語り合う。年齢も国籍も全然違うふたりが、本を介してだんだん仲良くなっていく。

本って、「あなたのことを知りたい」と直接言わなくても、「これ読んだ?」だけで心が近くなれる気がする。この映画はそれを、ことばじゃなく積み重ねで見せてくれる。


思いやりに満ちた世界が、心地よかった

大きな事件があるわけじゃない。ドラマチックな展開もない。

でも、この映画の中に出てくる人たちが、みんなどこか思いやりがある。老人も、少年も、街の人も。その空気の中にいるだけで、じんわり心地よかった。

観終わったあと、「こういう世界って、いいな」と思った。

石畳の村、静かな古書店、本の話をするふたり。そういう景色がずっと続いていく。


映画に出てくる本を、読みたくなる

本好きにはきっとわかってもらえると思うんだけど、ストーリーの中で次々と登場する本が気になって仕方ない。


まだ読んでいない本が、たくさんある。


こんな人に届いたらいいな

  • 本が好きな人

  • 穏やかな気持ちになれる映画が観たいとき

  • 暮らしの中の小さな豊かさを感じたいとき


気持ちを騒ぎ立てたくない夜に、ゆっくり観てほしい映画でした。


チャーフィーとココの絵本も、「ねるまえのやさしい時間」がテーマ。

よかったらのぞいてみてください。

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