急に「おしゃれなディナーが食べたい」と思った日の、おうちフレンチ
- Yukari
- 3 日前
- 読了時間: 4分

急に「おしゃれなディナーが食べたい」と思った日の、おうちフレンチ
気持ちにゆとりのある日って、ありますよね。
その日は朝からよく晴れていて、窓を開けると心地よい風が入ってくる。とくに予定があるわけでもないのに、なんだか穏やかで、幸せだなあと思える日でした。
そういう日は、決まって創作意欲が湧いてきます。何か作りたい。手を動かしたい。——たぶん、心に余白があるから出てくる気持ちなんだと思います。
ちょうど「グランメゾン東京」を観ていたのもあって、どうしてもフレンチが、というか、ちょっとおしゃれなディナーが食べたくなりました。
わざわざ買い物に行かない。家にある食材で
とはいえ、本格的に材料を買いそろえる気分ではありませんでした。
そこで、家にある食材を伝えて「これでフレンチっぽい、前菜・スープ・メインの3品を考えて」とAI(Gemini)にお願いしてみることに。出てきたレシピが想像以上によくて、しかも全部おうちにあるもので作れる。
出てきたメニューには、ちゃんとフランス料理の名前がついていました。それを見ただけで、もう気分はグランメゾン。家にある食材なのに、ね。
完璧なレストランの味を目指すんじゃなくて、「それっぽく、楽しく」。このくらいの力の抜け具合が、私にはちょうどよかったみたいです。
3品同時サーブのレシピ(家にある食材で)
実際に作ったレシピを残しておきます。同じように「おうちフレンチやってみたいな」と思った人の役に立てばうれしいです。
前菜:大根ときゅうりの「マセドワーヌ・サラダ」ツナ仕立て 〜ラディッシュを添えて〜
大根(5〜6cm)ときゅうり(1本)を5〜7mmのサイコロ状に切り、塩を振って10分置く
水気をぎゅっと絞り、油を切ったツナ(1缶)、マヨネーズ(大さじ2〜3)、塩・コショウ・レモン汁(各少々)で和える
器に盛り、ザルでこした茹で卵の黄身(1個分)を散らし、薄切りのラディッシュ(1個)を飾って冷やす
※「マセドワーヌ」は野菜をサイコロ状に切りそろえたフランスの定番。名前を知ると、いつものサラダがちょっと誇らしくなります。
スープ:にんじんと玉ねぎの「ポタージュ・クレシー」
鍋にバター(15g)を熱し、薄切り玉ねぎ(1/2個)を色をつけないよう弱火でじっくり炒める
薄切りにんじん(1本)、水(250〜300ml)、コンソメ(小さじ1)を加えてクタクタに煮る
火を止めてブレンダーで滑らかにし、牛乳(150〜200ml)を混ぜる(温めるのは仕上げに)
※「クレシー」はにんじんを使ったポタージュにつく名前なのだそう。
メイン:豚肩ステーキの「ポワレ」 焦がし玉ねぎのシャリアピンソース 〜パクチーを香らせて〜
マッシュポテト:茹でてつぶしたジャガイモ(2〜3個)にバター(15g)、牛乳(大さじ2〜3)、塩・コショウ
シャリアピンソース:みじん切り玉ねぎ(1個分)をあめ色に炒め、醤油・みりん(各大さじ1.5)、バター(10g)で軽く煮詰める
豚肩ステーキ(3枚)は強めに塩・コショウしてジューシーに焼く(ポワレ)。焼けたらアルミホイルで休ませる
皿にマッシュポテトを敷き、豚肉をのせ、温めた玉ねぎソースをたっぷり。刻んだパクチーをこんもり
※「シャリアピンソース」は焦がし玉ねぎのソース。おうちにある醤油・みりんで、それっぽく仕上げました。
ポイントは、食べる40分前までに前菜・スープ・マッシュポテト・ソースを「ほぼ完成」させておくこと。残り15分でお肉を焼いてスープを温めれば、3品が同時に、いちばんいい状態でテーブルに並びます。
息子が、生野菜を食べてくれた
この日いちばんうれしかったのは、味でも盛りつけでもなく——いつもは生野菜をぜんぜん食べてくれない息子が、この日は食べてくれたことでした。
同じ野菜でも、ちょっと器を変えて、ちょっと手をかけて、特別な一皿みたいな空気をまとわせるだけで、食べる気持ちになるんだなあと。
きっと味だけじゃなくて、「楽しそう」「特別そう」という雰囲気ごと食べていたんだと思います。作っている私も終始楽しくて、その空気が食卓に伝わっていたのかもしれません。
がんばらない日の、ちょっとした特別
おうちフレンチといっても、特別な材料も、難しい技術もいりません。
家にあるものを、ちょっとだけていねいに。器を変えて、盛りつけに少し気をつかって、ソースをひとさじ多めにかける。それだけで、いつもの夕飯が「今日はちょっといい日だったな」に変わります。
気持ちにゆとりがある日に、その余白をそのまま料理にしてみる。うまく作ろうとしなくていいから、楽しむことだけ大事にする。——そんな夜が、私はけっこう好きです。
あなたにも、そういう「がんばらないのに、ちょっと特別」な夜が訪れますように。
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